この4代目5シリーズのエクステリアデザインには驚くことに日本人のデザイナーが
関わっていたためか、丸みをおびています。
先代よりボディーサイズもひとまわり大きくなり、室内の居住空間が広くなっています。
6気筒モデルには、ASC+Tと呼ばれるトラクションコントロールを標準装備し、
V8モデルには、ASC+Tを発展させたDSCと呼ばれる横滑り防止機構を装備しています。
電子制御装置の導入にはあいかわらず積極的で自動防眩機能を内蔵したルームミラーや
レインセンサー付きのワイパーが装備された車両もあります。
購入ポイントとして、電子制御を導入したため 「 初期型 」のモデルは、
コンピューターやASC、メーターパネルのドットかけ等、電気系統のトラブルが
多くみられたので、エンジンを回してからメーター内のインジケーターは、注意が必要です。
後期型でもトラブルは若干みられますが、最終型(02〜03モデル)ではほとんどみられません。
マイナーチェンジによる変更点ではやはり通称イカリング(正式名称エンジェルアイ)と
呼ばれるスモールライトの変更が大きいと思います。
任意でシフトアップ、シフトダウンを行えるステップトロニックが付いたり、
E−46型3シリーズと同じダブルバノス付きエンジンに変更もされています。
また、パッシブセーフティーの装備も変更され、初期モデルでは、
エアバッグの数が4つだった物が最終的に10エアバッグにまで増えています。
次は豊富な限定車の中から3つのモデルを紹介します。
ハイラインスポーツ
M−スポーツとハイラインの良い所を合わせ持った最後の特別仕様車です。
シルバーボディーは150台 ブラックボディーは50台程の台数限定で販売されました。
Mスポーツの外観をベースに、シート等に特注のキャラメル色をしたナッパレザーを使い
限られた車両のみが持っている落ち着いた質感と、とても高貴な雰囲気を兼ね備えています。
M−スポーツリミテッド
全国で150台の台数限定で販売された車両です。
セダンとツーリングに設定され右ハンドルのみのモデルです。
Mスポーツのスタイリングや足回りをベースに、モンタナレザーシートや
マルチファンクションステアリングを装備し、各レザー部にはブルーのステッチを使い
ボディーカラーにはルマン・ブルーメタリックの特別限定色を使用し、
とても鮮やかな車両になっています。
セレクション
ハイラインをベースに、車両の外観・内装共に手が加えられた高級装備が魅力の
モデルでフロント・サイド・リアウィンカーはホワイトレンズに変更され、
ライトはキセノンヘッドライトになり、サンルーフ、レザーシート等オプション装備が
充実しており、他のモデルとの違いにステータス性を感じられるモデルです。
如何でしようか?
今回もE−39型 5シリーズを紹介しました。
高級ミドルレンジセダンとして発売され現在の車両に受け継がれている電子制御を搭載し、
レザーシート等のオプション装備がついている車が多いことが特徴的だと思います。
新車当時 約600万円していた価格も、新しい5シリーズ E−60型 F−10型の登場により
中古車市場では価格も落ち着いて、E−46型3シリーズに並び車両の内容と価格の
バランスがとても良く満足できるモデルだと思います。
現在つたえファクトリーの展示場には、販売台数のとても少なかった希少車両を取り揃えております。
直接ステアリングを握って、「運転する楽しさ」を是非感じてください。
<記事 阿部>