ジャーマン記事2010年1月

「Zenith4」

皆さんこんにちは。
秋に入りどうお過ごしですか?「秋は何とか」と良く言われますが「ドライブ」、「映画鑑賞」や「読書」はたまた「旬な食材で料理」なんて粋でカッコイイものを初めてみたいですよね。私の方は「粋」では無いのですが、「プチ日曜大工」をはじめました。ベランダの床張り替えや屋根のペイントなどは、少しぐらい失敗してもわかりずらいので、素人ならではの自己満足に浸れるのが楽しいですよ。

さて本題に入りましょう。
前回「受け入れ検査」を行った際に「怪しい」と思われる項目がいくつか出ていました。6万キロ走行で年に一度は「ディーラー点検整備」を行っている車両なのですが、「乗り手」が変わった事と、何より「長持ち」させたいので気になる部分をリフレッシュしてみました。



作業内容はまず、ATF(オートマオイル)とフィルター交換、こちらは、メーカー規定上「無交換」なのですが今までの実績上「約4万キロ」ごとの交換によりシフトアップがとてもスムーズになると共にミッション自体の寿命も長くなるので交換しちゃいます。

そしてこちらも10万キロ「無交換」可能なパーツなのですが、スパークプラグを交換しました。始動性、加速力は問題視するほどでは無いのですが、これも前回外して見たところ電極が結構貧弱になっていたのでこれからの事を考え「ハイパワープラグ」に交換!おそらく燃費にも影響がでるでしょう。

さらに、ファンとエアコンベルト交換、これは昔から変わらない定期交換部品!高寿命のベルトになったとはいえ消耗品には変わりがないので交換しておきます。







ついでにエンジンオイルとフィルターの交換。コンピューターの履歴上おおよそ7000キロ前に交換されているのですが、ここもメーカーの意見を覆し交換します。(メーカーでは10000km毎交換)しかも今回は「フックス製0w-30」をおごりました。

そして見落としがちなパーツのマイクロフィルター(エアコンフィルター)の交換、これは1年に1回は交換しておきたい「エアコン」用のフィルター!「BMW」では1993年ごろ(平成5年)から標準装備されていて花粉さえ取り除いてくれます。最近では「活性炭」入りの物もあり脱臭効果も狙った物もあります。移動の手段とはいえ、この辺は移動時間を快適にするためには必要ですよね。

締めくくりにコントロールアームブッシュ(足廻りのゴムダンパー)も交換しました。
これは、「BMW」では昔からの定番交換パーツです。今回は切れてはいなかったので見送るつもりでしたが、「部品は丈夫になっているけど、最近の車両はへたりで、ふらつく物があるから交換してみようよ」と工場長に言われて交換してみました。

実は、「切れてもいないので大丈夫なはず!」と思っていたのですが、これが驚くほど効果がありました。明らかにハンドルの振れが少ない!高速走行時に結構安定走行していたので「これがこの車両の乗り味だ」と思っていたので正直驚きました。「うーん思い込みは良くないですな!今後の作業でも気を付けましょ!」

今回の作業はここまで、気になる作業費用は、部品代を入れて約16万円弱。内訳は、ATF、ストレーナー交換(ATF8.0l使用)工賃込で約¥45000-スパークプラグ交換 工賃込で約¥27000-マイクロフィルターが活性炭入りの物で工賃入れて約¥12000-ベルトも2本で工賃込み約¥18000-コントロールアームブッシュに至っても工賃込みで約¥37000-エンジンオイルは「フックス」の0w-30でもエレメントを含みで約¥20000-程かかりました。乗り換えたばかりの車両なので「リフレッシュ整備」として今回はここまで、かなり「シャキ」っとしましたよ。

次回は、「タイヤの位置と4輪アライメント」を紹介していきます。ランフラットタイヤの乗り心地をどこまで調整で緩和できるでしょうか?「車高対策キット」なども使用しながら対策を考えていきます。
では、皆さんまた来年このコーナーでお会いしましょう。

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