ジャーマン記事2008年7月

みなさんこんにちは、先月より始めましたデモカー復活計画「E-30の反逆」

いよいよ本格的にスタートです。

今回は現状把握ということでまずは状態チェックです。

では早速リフトに車両を掛けて下廻りと、肝のエンジンルームから まい りますか。

当時(約7年前)オーバーホールしているとは言えヤレているはずです。

恐る恐るエンジンルームを開け、まずはウィークポイントの水廻りから行きます。

アッパーホースからロア、ヒータ―ホースっと、おぉ!(注、喜んではいませんよ)

さっそくありました!

サーモハウジング下部(サーモスタットが入っている部分)より水漏れしています。

これは対策前の部品が付いていますねぇフッフッフッ(喜んでないよ)

(エンジンオーバーホールまでやっているのになぜ?)などとも考えたのですが交換されていないのであれば当然交換でしょ!はいリスト入り。

さらにヘッド廻りやラジエター廻りもチェックしかし、これが意外にも大丈夫でした。
(ちょっと残念)

まぁ水廻りはね眠っていたからと言って自然に漏れるものでもないかな。

まぁ、気を取り直して?オイル漏れもチェック!こちらは期待できますよぉ
何と言ってもE−30!20年前の設計、製造ですからねぇ

エンジンからミッション、デフ廻りにショックアブソーバにマフリャーりゃりゃ?

おいおいオイル漏れ無いよ!

正直ダラダラのオイル漏れを期待いやいや想像していましたが

これが意外にオイル漏れは無く。下廻りはいたって奇麗な物でした。
(うーん残念。いや宍戸店長やるねぇって感じですかね。)

しかし、2年前から眠っていたのには変わりありませんから危ない所は
手を入れる事にしましょう

そうなると、ゴム類は怖い(切れる、劣化等古い車には有りがちな症状)ので
交換項目としては、
「タイミングベルト、Vベルト3本、インテークベローズホース、」
ゴム類ではこんなもんかな。

タイミングベルトを交換するついでにウォーターポンプとサーモスタットも
交換しましょ!(これも弱い部品ですが、タイミングベルトのテンショナーに
ウォーターポンプが掛かっているので同時交換が望ましい為)

後は、消耗品であるエンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、ブレーキオイル、そしてスパークプラグも交換しときましょう。
(エアクリーナーは後ほど社外品を検討、オイルフィルターはやりますよ。)

バッテリーは今回充電にてゴマカシちゃいましょう。

タイヤも、とりあえず後ほど決めていこうと思っています。
(フラットスポットも気にはなりますが予算も限られていますしねぇ)

ここまでやれば一応「車検」も大丈夫だし、しばらく止まるって事は無いはず、、、、油断できないけどね。

さっそく部品注文!

そして、来ましたよー「タイミングベルト、テンショナー、ウォーターポンプにガスケット、サーモスタットにOリング、ヘッドカバーガスケットにサーキュラープラグ(バルブクリアランスを取る為)そして忘れてはいけないサーモハウジング」
しめて¥44.772-也
と、とりあえず最低限の項目に抑えました!

これにスパークプラグ、クーラント、各オイル類を入れると部品代で
約¥75.452-うーん予算オーバーだな、、、

実は、今回の企画1か月で7万円まで(部品代)の予算で考えなくてはいけない。

これは、「車を楽しむ上で維持費も重要」と考え、工賃含みで1回の修理、
改良、改善を12万円までと想定しての事です。もちろん毎回、毎回7万円の予算をフルに使うのではなく、どんな作業をすると費用が掛かるのかを参考にして頂き「プライベートで出来る方」については、別の意味で車の楽しみ方を味わってもらえればと思っています。

しかし、何かを削るかな?

この問題については、次回の作業工程にて検討しましょう。

それでは、また来月。

                       つたえファクトリー おおかわ

次回予告

「ついに車検準備!」

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